マネジメントの『真の実力』を身につけましょう!
管理といっても、立場によって、やるべき内容や機能は変わります。例えば、社長や専務などの「トップマネジメント(経営陣)」は、経営全般の管理が求められ、戦略的な意思決定能力が求められます。部長や課長などの「ミドルマネジメント(中間管理層)」には、部門の管理が求められ、管理的な意思決定能力が求められます。そして、係長や主任などの「ロワーマネジメント(監督管理層)」には、現場の管理が求められ、業務的な意思決定をする監督能力が求められます。
また、トップは、長期的な視点で、戦略的に外部環境なども対応して、全体を見ていく必要があります。逆に、ロワーには、比較的短期的な視点で、戦術を中心に考え、内部を効率的に回すことが必要です。
仕事の流れ
- 経営理念(哲学)…何のために
- マーケティング…誰に売るのか
- マーチャンダイジング…何を売るのか
- プロモーション…どのような方法で売るか
- (1)~(4)を回していくのが『管理(マネジメント)』である
管理の能力を高めることは、企業活動をする上において、必要不可欠なことである。
管理には4つのステップがある。それは、仮説に基づく計画を立て、実行し、計画と実績の誤差を評価し、計画を修正していくという『PDCAサイクル』です。PDCAサイクルは、経営者から一般社員まで、すべての人に求められています。企業破綻の86%がマネジメントの欠如とも言われるほどです。経営の基礎理論を学ぶのと同時に、PDCAサイクルを学び、実践する『真の実力』を身につけましょう。